timecardパッケージをRStudioのアドインにした

ひとりアドベントカレンダー22日目。

1億総シリパク(シリアルパッケージクリエーター)時代を迎え、自作パッケージを持っていないほうを見つける方が難しくなりました。
そんな自作パッケージの関数をRStudioのメニューからアドインの形で呼び出せるようにあったのは記憶に新しいですね。
http://qiita.com/uri/items/dc3937e9efdeed1ea661

ということで遅ればせながら私も以前作ったtimecardパッケージをRStudioのアドインに対応させました。

devtools::install_github("dichika/timecard")

インストールすると、こんな感じでAddinsメニューから選べます。

アドインメニューへの加え方

既存パッケージのアドインメニューへの加え方は簡単。
以下のような記述のdcfファイルをパッケージディレクトリにおいてinst/rstudio/addins.dcfという形で保存するだけです。
https://github.com/dichika/timecard/blob/master/inst/rstudio/addins.dcf

Name: Push Timecard
Description: Push your R start time to web
Binding: loadTimecard
Interactive: false

Name、Descriptionはそれぞれ機能名および説明で、Bindingにメニューから呼び出したい関数名を書きます。
また、timecardパッケージの場合、ただ打刻するだけなのでinteractiveはfalseとしています。
冒頭記事のuri氏のようにインタラクティブなガジェットを立ち上げる場合はtrueにすると良いでしょう。

新機能が追加されどんどん進化するRStudioはまさにAdvanced RStudioですね。
ということでAdvanced Rの翻訳が来月に出るみたいです。アドバンスアドバンス!!!

R言語徹底解説

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