「調査観察データの統計科学」は長いのでちょうかんにする。
2.2欠測のメカニズム
欠測メカニズムは3種類。
- 完全にランダムな欠測
- ランダムな欠測
- ランダムでない欠測
また、
A.完全データのベクトル
B.欠測するかしないかのインディケータ変数ベクトル
C.1の周辺分布
D.1を条件付きにしたときの2の分布
AとBの同時分布がC×Dで表わされると仮定するのが選択モデル。
ここからAを観測されているデータに置き換えて、完全尤度を求め、最尤推定量を計算する。
その際、上記欠測メカニズムによって、計算の煩雑さが異なってくる。
図2.2はあとでRで描いてみよう。