献本御礼から始まるヒストリー(R Advent Calendar2012)

R Advent Calendar2012、1日目です。
先月私の入門書ライブラリに新しい仲間が増えました。

Rで学ぶデータ・プログラミング入門 ―RStudioを活用する―

Rで学ぶデータ・プログラミング入門 ―RStudioを活用する―

ご献本ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ということでもう1ヶ月くらい経ってしまいましたが、この本の内容も絡めながら、私がRを始めた頃をふりかえってみたいと思います。

なにができるのか把握する

さて、なんとなくRが便利そうと思って手を出したのが3年前でした。色々統計処理を頼んでいた取引先の方がRを使っており、これ自分も使えたらもっと色々はかどるんじゃね?と思って手を出したのでした。
この時に初めて買ったのがこれ。

データマイニング入門

データマイニング入門

普段エクセルを使って集計などしておりプログラミング(VBA含む)の経験もなかったので、エクセル作業の自動化くらいまでは想像力が働いたのですがそれ以外の部分になると何ができるのかよくわからない。事例が欲しいなってことで↑の本を買ったのでした。わかりやすく書かれており良い本だと思いますが、今だと勉強会(Rに限らない)の資料が色々なところで紹介されていたりするのでそっちでいいかもしれませんね。

Rの使い方を学ぶ

で、次に買ったのがこれ。

プログラミングR―基礎からグラフィックスまで

プログラミングR―基礎からグラフィックスまで

事例は大体わかったのでRについて色々知っていきたい。日本人が一から書いた本が欲しいなとなんとなく思っていたので↑の本を買ったのでした。これが当たりで、当時の自分のニーズ(たとえば処理を自動化していく流れを把握したい等)にうまくマッチしており、Rのプログラミングについてはこれで学んだ気がします。
で、ここでご献本いただいた例の本ですよ。
Rで学ぶデータ・プログラミング入門 ―RStudioを活用する―

Rで学ぶデータ・プログラミング入門 ―RStudioを活用する―

この段階でこの本が欲しかったなというのが読後最初の感想でした。
Rは他の言語に比べるとよくわからないエラーで詰まることは少ない方だと思うのですが、それでもたまに詰まることがあります。文字コードとか文字コードとか文字コードとか。Rにおけるプログラミングについて学べつつ、その辺のかゆいところに手が届くのがこの本の特徴だと思います。しかも便利なエディタであるRStudioの使い方まで解説されており非常にお得。
私の周囲でもRを始めようという人間がいるので、まずは事例でやれることをつかんでやりたいことをつかんでもらってから、この本を渡そうと思っている次第です。
ちなみにこの段階での良書(新しめ)としては他にも以下のような本があります。
Rクックブック

Rクックブック

アート・オブ・Rプログラミング

アート・オブ・Rプログラミング

R言語逆引きハンドブック

R言語逆引きハンドブック

他のプログラム言語の経験がある方はこのあたりから入ると良いかも。

まとめ

簡単に私の入門人生を振り返ってみました。
当然Rの使い方がわかるだけじゃやりたいこと全てをやれるようになるわけではなくて、色々な手法(とそれを実装したライブラリ)を勉強していく必要があるわけですが、その辺はまたカレンダーで別の方がお勧め本を紹介してくださることでしょう。
enjoy!!!