Twittcher勉強会に行ってきた

SEM(構造方程式モデリング)を取り上げるというので行ってきた。今回で第二回らしい。
会場には20人弱の参加者。これまで参加してきた勉強会とは異なり女性が多いのが印象的だった。
開始前に名刺交換タイムがあったけど、自分は人見知りモードを発動したのでほとんどしなかった。

内容はSEM(構造方程式モデリング)の概念説明とAMOSによる実例紹介。
以下メモ

  • 共分散構造分析という言葉がよく使われるが、これはSEMを日本に普及させた人がこの言葉を使ったから。
  • 概念をうまく説明しているという意味では構造方程式モデリングという呼び名の方が良い。
  • 解析ソフトとしてはAMOSが今のところ最強。AMOS studentだとフリーで使えるが8変数54母数までという制限あり。
  • Rのsemパッケージも使えるが、多母集団解析ができない(らしい)。
  • SEMをやろうとして調査を組んでもうまくいかないことが多い。
  • 捨て多変量解析!

最初は「見せ方がわかりやすいのでみんなも使おうよ!」って内容だと思ってたら、終わりにさしかかると「でも現場ではうまくいかないよね…」みたいな話になってた。
SEMは潜在因子を仮定するようだけど、この潜在因子がどれだけお客さんに受け入れられるかどうかがポイントだろうなー。
その後のアクションプランにつながるような因子を仮定できればいいんだろうけど。

今後調べなくちゃなーと思ってるのは以下の2点。

  • ベイジアンネットワークとか他にもグラフを記述する解析方法はあるけど、それらとSEMの関係
  • semパッケージの使い方(MCMCを使う場合も含めて)およびグラフ描画の方法

最後に運営事務局の皆さんおよび発表者の方お疲れ様でした!