なぜクソ仕様が生まれたのか
ひとりアドベントカレンダー24日目。
Rだとこんなことができる。
> "ggplot2" <- "dplyr" > ggplot2 [1] "dplyr" > "ggplot2" [1] "ggplot2"
こんなことができるがゆえにHadley Wickhamなどはlibrary(ggplot2)と書かずにlibrary("ggplot2")と書くことを勧めていたりする。
しかし、なぜこのような言語仕様になっているかわからなかった。
で、例のごとくAdvanced Rを読むと以下のような一節があった。
The ability to use strings on the left hand side of the assignment arrow is a historical artefact, used before R supported backticks.
http://adv-r.had.co.nz/Environments.html#binding
どうやらバックティックが導入される前は、二重引用符で代用していたようである。
そういえば、%>%のような二項関数も二重引用符を用いて定義できていた。なるほど。
詳しくは来月の翻訳で確認したいところですね。
- 作者: Hadley Wickham,石田基広,市川太祐,高柳慎一,福島真太朗
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2016/02/10
- メディア: 単行本
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